しもつけ写真大賞展にて思う

宇都宮文化会館で開催されている「しもつけ写真大賞展」
を見に行きました。(今月19日まで)


その数、ざっと400点。

順をおって見ていくと、
「なるほどこれは敷居が高い」

と思わせるような作品ばかりで、自分の作品の未熟さ
を痛感させられたようでした。

私の写真の先生である島田重男さんの作品「華厳に舞う」も見てきました。
怒濤に流れ落ちる華厳の滝の一角に舞う数羽の鳥。圧巻でした。

ひと目見て「これは狙ってきているな!」と思いました。
その作品を鑑賞している人の感想にも隠れながら聞き耳を立てていましたが、
目の肥えていそうな写真愛好家の方の意見もうなるような感想でした。



大まかに受賞作品をジャンル別してみると

・人物・・・幼児、もしくは老人

・風景・・・渓流などの原風景、夕焼け・朝焼け時の川面(冬の時期が多数)

・動物・・・カワセミ多数、猫

・イベント・・・主に地元でのお祭り


・・・等等


ただ・・・



ただ、受賞している400点のなかで

「え、こんなのが上位入賞?」

と疑ってしまうものも確かに存在します。

それがコンテストのなかで一番嫌な感想だと思い知らされました。

上位入選の作品の感想を言えば
そこに行けば多くのカメラマンがいて、
みな見慣れきった風景です。
もっと技術を持った人が撮ればもっといい作風に仕上げられます。


技術も何も特別必要としないような作品が上位入賞というのは、
苦労して撮られてきた人にとっては悲痛です。

「みな見慣れきっている」といっても、
たとえば審査員がそこで初めて見て、
そこで印象に残ってしまえばそれまでです。


受賞した人が安易な気持ちで出展し、
簡単に上位入選してしまったら・・・と思うと
嫌な思いは尽きません。


撮る側が

「どんな苦労をし、どんな技術を持ってこの作品に挑んだか?」

等をもっと考えて選考して欲しい、
と思うのは自分だけではないはずです。

それが感じられない作品があるのはとても残念に思いました。
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by kyouji19800920 | 2011-05-15 22:17 | 徒然
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