一年前の撮影になりますが、
栃木県の高原山の麓に位置する塩谷町尚仁沢に 初めて持ったデジタル一眼で撮影に行きました。 古いデータから引っ張り出し、 涼しげな一枚を用意しました。 ![]() なぜ今この一枚なのか・・・。 実は、最近の私はデジタル一眼に魅力を感じなくなってきていました。 大雑把に言えば フィルムカメラは云わば原始的で単純な構造だけども、 デジタルは、セッティングしだいで腕が決まるようなところがある。 それを使いこなすべく否応なく知識を詰め込まれる・・・ その知識さえもその人の腕と言ってしまうのもいささか抵抗を感じてしまうのです。 その点、フィルムカメラは感覚的に言えば「職人技」(=芸術)の感覚に一番近いのではないか・・・ とさえも思えてきました。 今もそれは痛感しています。 デジタル一眼も売ってしまおうかさえ思いました。 けれど いま、上の一枚を見返して、 「世界が変われば撮影意欲も変わる」のだと見つめなおすことができました。 まずはいろいろな世界を見てからにしよう それからでも手放すのは遅くないでしょう。
by kyouji19800920
| 2011-07-10 15:17
| α200
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